Categories: 乳がんと私

放射線治療のながれ

※こちらの連載その28~29は2016年の話です。今は元気です。5年前当時に書いたものです。

その28「地下のリニアック室」

放射線治療科は地下二階にありました。
地下なんて、気分が沈みます。
デパ地下でさえ少し重苦しい気がするのに。

照射する機械はリニアックと言い、リニアック室があります。
機械が大きいし、回転したりするので、がらんと広い部屋です。
台に乗ってあおむけになり、
両手はバンザイして頭の方にある持ち手を握って固定します。

すると放射線技師さんが2人近づいてきて、
ベッドシーツごと私を動かして位置を合わせるのですが、
みなさんの息がぴったりで、一瞬で合わせられてます。

少しの間、検査着をはだけさせ、
胸のしるしに位置があっているか最終確認します。

すぐに、検査着をとじて紐も結んでくださり、
ドアの外に出て行ったかと思ったら始まります。

よくある肺のレントゲンよりは時間がかかるはずなので、
最初に、「あっ」と不安になり、慌てて、
「あの、照射中は息をしてもいいんですか?」と尋ねたら、
「大きな呼吸はなるべくしないように・・・」とのことでした。
そうか、そうだそうだと思い、
小さな息で、天井を見つめながら、過ごしました。

機械は最初、左側にあり、ウィーン・・・と機械が回転し、右側に。
左右、数十秒ずつ、トータル1分くらいだと思います。
照射されている感覚はなく、痛くも熱くもないのです。
機械からはジーッと音がしていました。

終わり次第、またドアから技師さんたちが戻ってきて、
お疲れさまでした、まだ動かないでくださいね。
と台を乗り降りしやすい位置まで動かします。

止まって安定したら台から降りて、部屋を出ます。
着替えて、受付を通り、
エレベーターで1Fの会計に向かいます。
1Fに上がると広い空間で、毎回ほっとしました。

その29「熱さ・かゆみ・夕食後の吐き気」

放射線治療の初日、
他の方のブログなどで、治療後は眠くなるとか、
帰りの電車で寝てしまった、などの体験談を読んでいました。
私も不安に思っていましたが、
1Fの会計待ちでも急激に眠くなることはなさそうでした。
でも、プールから上がった時のような全身の重さはありました。

17時ごろ会社に帰り、少し残業をしていると、
照射から2時間後くらいでしょうか、いきなり、
照射個所がかーっと熱くなりました。そして、かゆい。

時間差です。時間差でやってきました。

台所で炎や蒸気を触ってしまった後の軽いやけどのような感じ。
ふだん日焼けをしない場所なので皮膚もびっくりでしょう。

仕事を切り上げ、帰宅し、夕食を食べました、
身体のだるさはずっと続きます。夜8時、9時なのに眠い・・・。
でも、吐き気がしてきて、
夕食はもどしてしまいました。
眠ろうにも眠れませんでした。

熱さやかゆみは初日くらいでしたが、
夕食後の吐き気は1週間くらいつづき、
途中から、夕食はほとんど食べないことにして過ごしました。
照射前のお昼ご飯は食べれるのだから大丈夫と思いました。

山遊 わか

人生の半分以上を広島県で過ごしています。 広島の新たな発見や、趣味のことなどつづっていきたいと思っています。R3.6月~7月は乳がんの経験を連載しています。

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山遊 わか

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