福山市の福山駅のすぐ北にある福山城。
現在、「令和の大普請(だいぶしん)」を行っています。
そのため、いつもの福山城が見えません。
2022年の8月に築城400年を迎えるため、
昨年(2020年)の秋から工事が始まっています。
先日、かなり久しぶりに福山駅に行ったので、
写真を撮ろうと思ってはじめて気づいて、がっかりしました。
※普請 とは建築工事や修理のことです。
日本では昔から使われている言葉ですが、最近ではそういう言い方を
しないので、「令和の~」となっているのだと思います。
耐震改修工事と聞いていたのですが、
よくよく調べると、
もともと福山城天守北側には防備のために鉄板を張っていたそうですし、
赤い手すりでもなかったそうです。
ですから、今回の改修工事で可能な限り元の姿に近づけるとのこと。
うーん、なんだかちょっと残念。
親しみある姿が変わってしまうなんて・・・。
水彩でスケッチしたことがありまして、
その、福山城の絵は賞をとり、
今でも額に入れて実家に飾っているので、
なんだか寂しい気もします。
あの姿じゃなくなるのか・・・。
ま、がっかりしても仕方ないです。
私たちがよく見ていた姿は1966年に「再建された状態」だったのです。
エレベーターを設置してバリアフリーにしたり、
夜間照明や、広場の整備もするようです。
とにかく、完成は来年2022年。
新しくなったら行ってみようと思います。
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