※2016年に乳がんステージ0、非浸潤性乳管がんが見つかり部分切除と放射線治療をしましたが、
2020年に乳がんが再発。手術をして今は元気です。当時のことを振り返って書いています。
再発その15「病理結果ステージ1」
抜糸してから一週間後くらいに、
とても頭がクリアになりました。
本当にがん細胞が身体から出て行った、という感覚で、
とても健康になった気がしていました。
手術から3週間後、部分切除した部分の病理結果が出るということで
市民病院に行きました。
ただ結果を聞いて帰るだけだと思っていました。
すると・・・
病理結果: 浸潤性乳管癌+広範囲の非浸潤癌
と紙に書かれました。
え、
浸潤性?
ステージ0だと思っていたら、ステージ1Aと書かれました。
早期乳癌、とのこと。
本当に予想外で衝撃を受けました。
非浸潤性の癌のなかに、1.6mmの浸潤性癌があったとのこと。
癌の顔つきは1(良)
ホルモン療法効果ありの ルミナールA、とも書かれました。
浸潤癌の部分があったという衝撃の展開で、
先生の言うことはあまり耳に入りませんでした。
紙に書いてくださらなかったら、
きちんと記憶に残っていなかったと思います。
再発その16「薬を飲むことに」
私のがんは、
私のホルモンを勝手に食べてすくすく育つタイプだったので、
女性ホルモンの作用を抑えることにより、
癌を育たなくするというような治療になりました。
抗がん剤の治療はありません。
内分泌療法という治療法で、
タモキシフェンという薬の内服です。
錠剤を毎日一つずつ飲みます。
この薬には副作用があることがわかっていますが、
それよりも癌の再発を防ぐことが大事だそうで、
副作用のことが書かれている冊子をもらいました。
「服用ガイド -Q&A-」
副作用は約8.3%の患者さんにみられますと書いています。
いろいろなことが書かれていて、
他の薬を飲んだ時も出る副作用じゃないかと思うものもあります。
服用は5年間と言われ、一瞬気が遠くなりましたが、
しぶしぶ飲むことにしました。
飲み忘れを防ぐために、
マジックで日にちを書くといいと知って、
書き、
毎朝、カレンダーを見ながら、その日付の錠剤を飲んでいます。
本当に飲みたくないのに、
今のところ一日も欠かさず飲んでしまっています。
真面目な自分が嫌になります。
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