最初の乳がんの治療が始まる時に、髪を短くしたのですが、
治療が終わって、
ベリーダンスを習っていたこともあり、
発表会のために髪をどんどん伸ばしました。
約2年伸ばしたと思います。
ベリーダンスの発表会が終わった後、
今なら、髪を切ってもいいかな、と思い、
ヘアードネーションのことを調べました。
ヘアードネーションをしてくれる美容室探し
ヘアードネーションとは、
小児がんや脱毛症などで髪の毛を失ったこどもたちに
人の髪の毛を集めて、医療用ウィッグを作るという
その、「髪の毛を寄付すること」をいいます。
どこの美容院に行けばいいんだろうと調べると、
広島市内にもヘアードネーション賛同美容室がいくつか見つかり、
その一つに電話予約して、髪を切ってもらいました。
(ちなみに私は femme (ファム)立町店(タテマチテン)に行きました。)
もちろん、ヘアードネーションをしたい旨を伝えて、
予約しました。
私は髪を染めたりパーマもかけていないので、
このまま捨ててしまうよりはいいのでは、と思ったのです。
ヘアードネーションのカット
当日ははじめてその美容院に訪れましたが、
美容師さんは慣れているらしく、
ヘアードネーションですね、という感じで
どこまで切りますか? という感じで話が進みました。
髪の毛を切る長さを決めると、
美容師さんが髪の毛を小さい束にしていきます。
そして、束の上をカットして、→それを寄付。
濡れた髪はだめなのだそうで、とにかくすぐに切ったと
記憶しています。
そのあと、シャンプーして、カット(そろえてくれます)でした。
料金は普通のカットの料金と同じだったと思います。
心残り
ただ、本当は医療用ウィッグの場合、
31センチ以上ないといけないのですが、私は少し足りなくて、
完全な寄付にはなりませんでした。
それでも使えるところがあると聞いて、寄付しました。
(今はそういう団体はないかもしれません)
私は当時、もうそれ以上伸ばせるほど髪が元気じゃなくて、
先細りしていたので、そうしたのですが、
今思うと、もう1年頑張ればよかったかなと思います。
今は、乳がんの再発でちょっとそれどころじゃなくなり、
あまり長くは伸ばしていません。
もしやるとしたら、また気持ちが落ち着いたころかな。
20数センチしかありませんでしたが、
少し足りなかったことが申し訳なくて、
すごく心残りの思い出です。
もし、ヘアードネーションをお考えの方は、
できるだけ伸ばして、
できたら50センチ以上がいいと思います。
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