放射線治療で再発の確率を減らす

オリヅルランの花 乳がんと私

※こちらの連載その19~21は2016年の話です。今は元気です。5年前当時に書いたものです。

その19「部分切除+放射線治療」

手術が終わったし、毎日出社していたので、
両親も友達も、もう終わったね、という感じでしたが、
お盆までは実はずっと傷口がふさがらないという
鬱陶しい日々が続いていました。

そして、次は放射線治療をすることが決まっていました。
治療というか、再発の確率を減らすためです。

手術が難しい場合やがん細胞が大きい場合は、
まず、がんを小さくするためにするようですが、
私の場合、一つできているのだから、またできる可能性があるし、
検査でみつからない微小のがんがあるかもしれないからです。

乳がんの治療は、
 ・全摘するか、
 ・部分切除+放射線治療をする、
という選択肢になります。
これでほぼ同等の効果が得られるようです。

ということで、まだまだ治療は途中なのでした。

その20「放射線治療は手術扱い」

「がん保険」だけでなく「医療保険」も入っています。
入院一日目から出るのがあったので、
一泊二日で5000円×2は出るはず、
たいした手術ではなくても手術給付金も出るかな・・・、
と思い、保険請求しました。

契約内容を調べましたが、
手術給付金の「手術」とはなんなのか、
それすら難しく書いてあります。

意外なことに「放射線治療」は手術に該当するようでした。
25日間とかの一連の治療を、一回の手術と数えるようです。

でも、非浸潤性乳管癌の切除はなんなのか、
これが意外に難しい問題でした。
悪性新生物にはあたらないから、どうなるの?

結果、一つの保険は、すぐに出ました。
入院給付金と手術給付金。
あとから聞いた情報では、私の入っていた保険の場合、
たいした手術でなくても「入院を伴う手術」は出るとのこと。

日帰り手術じゃなくてよかったと思いました。

その21「放射線治療をするので癌ということに」

さて、もう一つの保険、アフラックのがん保険です。
病理結果が出てから診断書を書いていただいたので、
ずいぶん遅くなって保険請求しました。
なんと手術給付金のほかに、診断給付金が出ました。
上皮内新生物のほうではなく、
「がんと診断されたら100万円」とかいう分です。

とにかく、なにかの間違いでは?と驚きました。
でも説明もないし、推測するしかありません。

私がネットで得た情報は古かったのでしょうか。
もしかして、ここ数年で改善されたのかもしれません。
実はネットで、「放射線治療」は悪性新生物の治療と、
書かれていたのを見たことあります。それかなぁ。

保険会社指定の診断書には、
入院と、手術のこと、今後の治療予定を書く欄があり、担当医は
悪性新生物の治療・・・(〇)放射線治療と書いてくださっていました。
まだ実際には放射線治療が始まる前のことです。

お金の不安がなくなり、ほっとしたものの、
私ってやっぱり「がん」なんだとがっかりしました。

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