ヒガンバナ(彼岸花)があちこちで咲いていますね。
夏の終わり、秋の訪れを感じます。
今日、通り道でヒガンバナを見つけ、
きれいだったので写真を取ろうと思いつつ、
カメラがないからどうしよう、スマホでいいか、と迷っていたら、
通りすがりの人たちが、ちょうどその前で立ち話を始めてしまい、
(え、なんでそこで? と思いました。)
写真が撮れませんでした。
ということで、イラストにしました。
ヒガンバナなんて初めて描いたと思います。
(イマイチ・・・。ま、でもこんな感じですよね。)
ヒガンバナには、毒があると聞いて、
こどもの頃から近寄らないようにしていました。
色鮮やかですが、不吉なイメージ。
でも、なぜかあちこちに咲いているので不思議でした。
毒があるのに!? なんで野放しにしているんだろう・・・?
ウィキペディアで調べてみると、
田んぼや墓地に咲いているのは、人の手で植えられたと考えられているそうです。
ネズミやモグラなどの動物が、田んぼに来ないように、
墓地を荒らさないように、植えられたのだと。
動物は毒があるのがわかるのでしょうか。
匂いとかかな?
もしくはかじってみて経験上知っているのでしょうか。
とにかく、毒を嫌って近づかない、その効果を狙ったようです。
怖いなぁ・・・。
毒成分の一つはアルツハイマー病の治療薬として利用されている
とも書いてありました。
毒も薬に使う・・・。
研究者の発想はすごいですね。
戦時中は毒を抜いて食用にすることも考えられていたらしく
日本人はヒガンバナと共存の道を探していたようです。
私にとっては怖い怖い有毒のヒガンバナですが、
もし、どこにも生えていなかったら
やっぱり寂しい気もします。
日本の秋の風景には必要かもしれません。
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