※2016年に乳がんステージ0、非浸潤性乳管がんが見つかり部分切除と放射線治療をしましたが、
2020年に乳がんが再発しました。手術をして今は元気です。当時のことを振り返って書いています。
再発その4「マンモPET」
太い針の検査から約10日後、
中電病院でマンモPETを受けました。
4年半前に、はじめての乳がんの時も
身体の他のところに転移していないか調べるために
全身用PET-CT検査をうけましたが、
今回は、「マンモPET」をすすめられたのです。
PETの検査は、痛くはありません。
痛いのは、最初の注射くらいでしょうか。
・まず、検査薬剤を注射し、安静にします。
・PET-CTの検査をします。(仰向けでじっとするだけ。)
・続いてマンモPETの検査をします。(こちらはうつ伏せ。)
・検査薬剤が身体から抜けるのを待ちます。
この流れすべてで約2時間30分くらいかかります。
ふつうの全身用PET-CTは保険適用でもたしか30000円くらいでしたが、
今回、マンモPETの費用は41740円でした。
その日に結果はわかりません。
次回のクリニックの診察のときにわかることになっていました。
再発その5「マンモPETの結果」
前回の手術側のおっぱいにしこりを見つけ、再発と診断されたのですが、
マンモPETの結果は、いくつか見つかり、
反対側のおっぱいにもなにかみつかったとのことでした。
それを聞いて、え、反対側のおっぱいも!?と
動揺しましたが、
ほっぺの大きなニキビ化膿あともPET-CTにひっかかったらしく、
癌じゃないと思われるものにも反応するようでした。
最終的には、そもそも見つかった再発部分のしこりだけが
「癌」だろうとのことで、
その一か所だけを部分切除することになりました。
「癌」だろう、とはなんともあやふやな気がしますが、
がんの手術というのは取って病理検査した後でないと、
結局のところ、癌かどうか、癌の程度はどうかということが
とはっきりわからないのです。
再発その6「手術はどうなるか」
エコーの結果、マンモPETの結果をもって、市民病院に行きました。
部分切除になるか、
全摘になるか・・・。
とても緊張していました。
手術執刀医:「今回までは部分切除でいきましょう。次にできたら全摘ね!」
私:「よかった・・・」
軽く明るく言われて、ほっとしました。
次にできたら思い切って全摘をしようと思えました。
全摘という言葉を聞いてから約一か月、
部分切除を希望したものの、
ようやくはっきり決まり、
重かった気持ちが一気に軽くなりました。
すぐに手術日を決める話が始まり、
診察室を出ると、看護師さんから手術前の手続きの説明を受けました。
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